山口県サッカー選手権大会・決勝の試合結果のお知らせ
4月18日(日)に行われました令和3年度山口県サッカー選手権大会決勝
(天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会山口県代表決定戦)は、
FCバレイン下関が勝利し、優勝いたしました。応援ありがとうございました。
・日時:2021年4月18日(日)10時キックオフ
・対戦:徳山大学
・会場:山陽小野田市立サッカー交流公園
●スコア:2-0
●得点(アシスト):
前半18分:米澤(無津呂)
後半39分:霜出(無津呂)
●スターティングメンバー:
GK:河津
DF:安片・吉沢・沖田・孫
MF:田原(Cap)・橘木(勇)・石川
FW:西田・米澤・無津呂
リザーブ:八田・田辺・越智・山重・大富・西・霜出
●選手交代:
前半14分:孫→田辺
後半32分:米澤→霜出
後半43分:石川→山重
後半43分:無津呂→大冨
●ベルちゃん賞:無津呂選手
今季から背番号11に変更した無津呂選手が得意とする裏への抜け出し、
彼自身は得点をマークしたかったと思いますが、チームの為にという想いもあったのだと思います。
裏へ飛び出してボールを受けた時点でGKと1対1でしたが、中でフリーの米澤選手に冷静にパスを出して、
先制点のお膳立てをしてくれました。
追加点もPA手前でボールを受けて、彼の実力ならドリブルで仕掛けて、相手守備陣を抜ける事も出来たでしょうが、
自分に相手守備陣を食いつかせる事で、フリーになった霜出選手にスルーパスを出して、
貴重な追加点のお膳立てをして本日2アシストをマークしてくれました。
チームへの貢献度の高さから選出させて頂きました。
(無津呂武瑠選手のコメント)
今回、ベルちゃん賞に選んで頂きありがとうございます。2アシストと結果としてチームに貢献できてよかったです。
ただ得点できるチャンスもあったので次は決めたいです。
また、本日は風も強く寒い中、会場に足を運んで応援してくださった皆さま本当にありがとうございました。
●農水フーヅ賞:田原伊織選手
公式戦、2試合共に途中交代とキャプテンであり、本来の実力も出せず、悔しがっていました。
彼は自分と向き合って、練習は誰よりも早く来て走ったり、Bチームの練習試合はある時も
自分が試合があったにも関わらず、チームの為に一生懸命サポート役をやってくれてました。
そんな田原選手が今日の試合前に、
「相手のFWには一切仕事させないから!」
と意気込み通り、相手のFWに競り負けず、当たり負けず体を張ってチームを引っ張ってくれました。
攻撃では得意の長短のパスで相手を翻弄させて、幅を取った攻撃を組み立てチームに攻撃のリズムを与えてくれました。
攻守に置いて欠かせない、バレインの心臓として今後も活躍してほしいです。
(田原伊織選手のコメント)
天皇杯2連覇できてホッとしております。
まだまだ課題はありますが、優勝できたことは自分達にとって大きな自信になったと思います。
来週にはリーグ戦もあるのでそこに向けて準備していきます!
応援ありがとうございました!引き続き熱い声援よろしくお願いします!最高!!
●戦評
2年連続の山口県制覇をかけた決勝戦。
去年のCSLチャンピオンシップ決勝を思い出させるくらいの強風の中で行われました。
準決勝からスターティンメンバーを変えて望んだ、徳山大学戦。
強風の中、向かい風を選択したバレインイレブン。
CSLチャンピオンシップの時のと同じような事を起こさないように、全員が声を出し、
慎重な入りでまずまずな立ち上がりでした。
ですが、前半14分にアクシデントが襲います。
左SBの孫選手が足を痛めて開始早々に交代を余儀なくされ、代わりに田辺選手が投入されました。
左SBに安片選手、右SBに沖田選手とポジションチェンジをして、いきなりの事にチームがバタつくかと思いましたが、
田原キャプテン、沖田選手、吉沢選手、代わって入った田辺選手が声を出し、
落ち着いてプレーをして嫌な流れを変えていきました。
そうすると、前半18分に斜めにカットインして中央に入ってきた西田選手がボールを受けて、
それを見た無津呂選手が左サイドの裏へ抜け出し、見逃さなかった西田選手が無津呂選手にパスを出し、
無津呂選手が中でフリーで待ってた米澤選手に合わせてバレインが早い時間帯に先制点を奪いました。
先制点を奪った後も終始ペースはバレインが握る形で前半は1-0で折り返しました。
後半は、追い風となりボールが伸びる事もあり、無津呂選手、西田選手と裏への抜け出しで再三チャンスがあるも
ポスト、バーにシュートが弾かれ得点が奪えず嫌な流れが続きました。
この嫌な時間帯に守備陣が集中切らすことなく、失点せずに守りきれた事も良かったと思います。
そんな中、待望の追加点を奪ったのまたしてもあの男でした。
相手の一瞬の好きを付いて、無津呂選手がPAの手前で霜出選手からパス貰い、相手守備陣を食いつかせた所を
空いたスペースに霜出選手が走り込んで、無津呂選手からのスルーパスをダイレクトで右隅に流し込んで追加点を奪いました。
これで公式戦3試合連続ゴールです。
そのまま試合は2-0で終了して、FCバレイン下関が2連覇達成しました。
試合内容も結果も完勝という結果だったと思います。
来週に向けて頑張って貰いたいです。
●船津監督コメント
今日は天気の悪い中、応援頂きありがとうございます。先週はユーチューブ含め、批判など多く自分と選手は
今週にかける思いは強くまだ一度も勝ったことのない相手に打ち勝つことができました。いい時も悪い時もある。
これがサッカーだと改めて痛感しました。来週も試合があります。そこに向けてまた頑張ります。
●次戦のお知らせ
CSL中国リーグ第2節
・日時:4月25(日)11時キックオフ
・対戦:富士フイルムBIJ広島SC
・会場:真田運動公園(島根県)