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福原康太代表兼監督より2020シーズン終了のご挨拶

日頃より多大なるご支援、温かいご声援をいただきまして誠にありがとうございます。

9月30日をもちましてFCバレイン下関の2020シーズンが終了いたしました。
今シーズンは新型コロナウイルスの影響で、活動自粛に始まり、各大会においても日程変更、中止など
例年とは異なったシーズンとなりましたが、サッカーを行えること、皆様のご声援をいただき
プレーできることが当たり前ではないと感じたシーズンでもありました。
シーズン再開後は、試合をできる日常に喜びを感じつつ、日に日に会場に応援に来ていただける方々も増え、
毎試合素晴らしい雰囲気を作っていただきましたこと、クラブを代表しまして御礼申し上げます。
また、多大なるご支援、会場を埋め尽くすほどの大声援をいただきながら、結果を残すことができず
申し訳ありませんでした。

近年を振り返ってみましても、こんなに早くシーズンが終了することがありませんでしたので、
多少戸惑いはしましたが、この期間を来年に向けた準備期間としてしっかり活かすことが
来シーズンの結果に大きく繋がると、すぐにスタッフミーティングを行いました。
その中で今シーズンを闘って、ここでもう一つギアを上げないと全国の舞台で結果を残す事は難しいと感じました。
来シーズンに向けた最大の強化としまして、トレーニング時間を夜間から午前へ変更することで準備を進めております。
現在、選手は日中にフルタイムで働き、勤務終了後の20時からトレーニングを行っており、
選手たちも最大限コンディション調整に努力をしてくれてはおりましたが、Jリーグはもちろん、
将来のJリーグ入りを目指す全国の地域リーグのクラブは午前トレーニングを採用していることが示す通り、
午前練習への移行はクラブを強化する上で、必要不可欠な事案だと捉えておりました。

先日より、退団選手、引退選手の発表をリリースさせていただきました。
近年類を見ないほどの多数退団となり、その大半は山口県リーグ時代からチームを支えてきてくれた選手達です。
トレーニング時間を変更する事で多数退団に繋がることも想定した上で決断し、退団する選手達とも
何度も話し合いをし、クラブの今後の方向性を分かっていただきました。
この決断が必ず良かったと思っていただけるよう、来シーズン、また更にその先へ向けて尽力して参ります。

11月15日にファン感謝祭が行われます。
退団選手全員がFCバレイン下関のユニフォームを着用し、皆様の前でプレーする最後の機会となります。
それぞれ在籍年数、出場試合数こそ違いますが、今シーズン限りで退団する14人の選手達のおかげで今のクラブがあります。
誰一人欠けていても今のFCバレイン下関は存在していません。
是非、会場にお越しいただき、最後に14人の選手達へ向けて最高のご声援を送っていただけたら幸いです。
また、皆様と選手、スタッフが交流できる今シーズン最後の機会となります。
皆様に今シーズンの感謝の気持ちを込めて、皆様が笑顔になるような交流会にしたいと思っております。
11月15日、乃木浜でお会いしましょう。

2020年11月10日
FCバレイン下関 代表兼監督 福原康太

 

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